巻物の例❶

Tomoko Media Davi

タイトル

『神の書』

美具久留御魂神社へ奉納(令和6年9月9日)

(1枚目〜3枚目)

神々が在る所には
光が射していたり
風が吹いていたり
水が溢れていたりする様子があります

またある時は
火が立ち昇ったり
土が香り立ったり
物事や生き物が息づいていることで
生きている事を知ることができます
すべてにおける「核」が神であるのです

万物が蠢き躍動し
命の真理が
そうして知らされます

まだ仰ぎ見ていない
日の出の様子であっても
いつものごとく
常に変容することが推し測れ
それが極上の美しさなのです

(例えある時は、雷雨などが)
けたたましく鳴り響いたとしても
そこにもその存在があるのです

この存在のない世界
というものはあり得ず
(それは、聖域には)
御厨(お供えの場)が
同時存在するのと同じ様子なのです

春の花々の香り
夏の陽で照らされた色
秋の様々な実り
冬の寒さ
(などの五感)を通して
神々は常に人々に語りかけているのです

(4枚目〜6枚目)

健やかなる全ては
この存在より生まれ出て
再びそこへ還元されて戻ってくる
それが道理なのです

神の御胸から外れることのない
ことわりなのです

故郷とは
本来そういったことを
指し示すものであり
そしてそれは
人々の心の中に存在しているのです

そのことわりを真に理解し
そう生きると
生きていながらにして
死というものを
(本当の意味で)理解して
覚醒するものです

神の存在とは
遠くにあるのではなく
常にそこここに存在することを
見ることができます
そしてその力は
枯れ果てることが全くないこと自体
(生きとし生けるもの全てに対する)
天の寛大な計らいなのです

その存在は唯一でもあり
全能でもあり
真理の根本は全て
ここから伝え来ているのです

そして、それは
花が咲いて知らされたり
またある時は
喉の渇きが潤った時などの機会を通じて
人々が悟らされるものなのです

またある場合は
苦境という状況によって
金色に輝く宝のごとくに(分かりやすく)
その悟りをお授けくださるのです

(7枚目〜8枚目)

人々にとっては
神の世界が人間界から
すごくかけ離れたものである
かのように思えていたとしても

天界のある種の優れたところは
人間界においてもいくらかは
反映されているのです

その部分に気づき
目覚めた人たちから

この人間界を天界に近づけ様に
創成する役割を
率先して行ってゆくことは
とても讃えられることなのです

あとがき

感動の涙を流しながら記せました
ですので、今度はこれを
晴れやかに喜びを持って
皆様にお伝えさせて頂きたいと思っています

神の愛は確かにここにあります