苦しみ②~苦しみの発生の前に~
苦しみ②~苦しみの発生の前に~🌸
コラム1では、「お門違いな糸口探し」についてお伝えしましたが、ここでは、では一体、苦しみが立ち上がりにくくするには、どういった理解をする事が必要なのかについてお話しして行きます。
まず、苦しみがなくなる 「糸口の探し方」という方法論があるわけではないことをご理解ください。
今まだ触れてきた情報の中には、単にポジティブな発想になろう!だとかといった積極的な軌道修正型の方法を取り入れる事が往々にしてあったのではないでしょうか?
でも、一旦は取り入れたそれら方法も、結局のところ、
自分の中で葛藤をうんだり、
罪悪感を助長したりと言ったことには陥っていませんでしたか?
そこで、まず、「お門違いな糸口探し」のパターンに陥らない、そして、苦しみとは違う、自由で健やかな状態であるための、大前提の部分をお話しして行きたいと思います。
この大前提とは、そもそもの物事の成り立ち、すなわち、この人間の脳の構造のみならず、この世の中の、そして、宇宙の成り立ちの根本的なことをへの理解を深めることです。
このことにより、
悩みの生まれる仕組みについて理解を深めることが可能となります。
そうすることで、苦しみの渦に巻き込まれたままにならない状態を自ずと立ち上げていくことが、人間の知性によって可能なのです。
(もちろん、悩みが全くなくなると言っているのではありません。)
では3つの理解を見て行きましょう。
1) 二極性の本質を理解する
2) 価値観の本質を理解する
3) 客観視とメタ認知の必要性を理解する
次回のコラム3ではこの上記の3つの理解についてお話しして行こうと思います。